コロナ後の都市・住宅政策(上) 大都市郊外の生活圏 整備を 倉橋透・独協大学教授 - 日本経済新聞

東京郊外など大都市圏郊外はベッドタウンとして位置づけられてきた。新型コロナウイルス禍で暮らし方や働き方が大きく変化する中で、今後の郊外の位置づけはどうなるだろうか。2006年度の「国土交通白書」は以下のように指摘していた。三大都市圏では昭和40~50年代にかけてドーナツ化現象が進み、東京23区では人口は転出…